<2007年・かめみの産卵レポート>
2007年夏、ミシシッピアカミミガメ・かめみの産卵前の準備活動〜産卵の様子です。
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1回目
 6月 28日(木)




数日前より、やたら畳の部屋へ上がりたがったり・・・何となくそわそわしていた様子
だったかめみ。とうとうこの日の朝、突然猛ダッシュで家の中を走り回り出し、この夏
初めての産卵活動が始まりました。
蒸し暑く感じる日が続くようになったとたんに始まった産卵活動緒。カメさんは本当に気温に
敏感ですね。今年は、暖冬から続く暖かな気候の影響か、全般的に産卵活動が早めに始まった
亀さん達が多いようですが、かめみは例年よりほんの少し遅めです。

私の膝の上で穴掘り?中!
  うーん!ここはお腹からぽかぽか
  温まって気持ちいいわ〜♪
  ちょうどお日様でじゅ〜っくりと
  温まった土を掘っているみたいね。

今回はなぜか人の身体へよじ登ってホリホリすることがすごく多いかめみ。産卵行動が始まった
とたんに曇りの日が多くなったため寒いのかもしれません。私が座ったのを目敏く感知し、どこからか
やってきて強引に身体によじのぼり、足も、手も、背中も、顔も、頭も・・・所構わず引っかきまくって
くれます。今年はかめみの爪の先が特に鋭く、針のようにとんがっているので引っかかれると
めちゃくちゃ痛い!いつもはできるだけ我慢するようにしている私も、今年の痛さは我慢できません。
手も足も、かめみの爪跡だらけ。Tシャツにも爪で小さな穴をいくつも開けられてしまいました。

産卵行動中のかめみは夕方〜夜にかけて数時間、仮眠を取るのが日課となります。
今年は洗面所のお水場の中がお決まり休憩場所です。お水に戻ってしばらく熟睡。そして、
私がお風呂に入ると目をさまし、飛び出してきてまた活動再開。仮眠前には少し餌を食べる日も多く
体力のいる産卵活動に備え、ビタミン剤をふりかけた餌を少しだけ与えます。

  そして、夜の寝床は、決まってここ。
  こんなふうに必ず少しだけ身を乗り出して
  毎日同じ格好で眠ります。
  彼女としては何かこだわりがあるので
  わざわざここを選んでいるのかもしれません。
  ここはちょうど窓から入ってくる風の通り道。
  自然の空気が感じられるのが心地よい
  のかしら?

 「何なのよ!気持ちよく眠っていたのに。」(かめみ)

 7月 4日(水)





























産卵行動が始まって約一週間。今年もベランダにわが家恒例プチ野原を用意してみました。

  産卵用プチ野原は、まず土だけをいれた植木鉢を
  何個か中心に並べ、それらを囲むように、
  葉がよく茂った鉢で周りから身を隠せるような
  感じに配置して作ります。
  鉢をレイアウトするのも、箱庭を作るみたいで
  ちょっと楽しい作業です。

  ベランダに放してしばらくすると、ザ〜ッと水の流れるような
  奇妙な音が・・・
  なんと!ホテイアオイを入れてあるバケツに顔を突っ込んで
  ゴックン、ゴックン水を飲んでいます。
  そういえば、以前野原へ穴掘りに連れて行ったときにも
  沼に頭だけを突っ込んで同じようなことが。
  産卵活動中は普段よりお水の外にいる時間が長く
  なるので喉も渇くのかしら?
  ベランダに出すたびに、こんな風にしっかりと鉢の土を
  しっかり、と引っかきだしてくれるのですが、
  やがて作業を中止してお部屋に戻っていってしまいます。

かめみをベランダに放すのは屋内でのホリホリが少し頻繁になってきたと感じる頃、そして、
必ず晴れた日の午後、土が温まった頃にしています。曇りや雨の日など屋外の空気がひんやり
感じられる日には外に出すのは控えるようにしています。


 7月 10日(火)

このまま産卵してくれるといいな〜と少し期待しましたが、やはり一度では無理だったようです。
かめみの活動にはだんだんと真剣さがなくなってゆき、休憩に入ってしまいました。

 
 7月18日(水)


爆食と睡眠をくり返しながら約一週間ほど休憩しました。そしてこの日のお昼頃突然、また
暴れ始めました。が、相変わらずうとうしいお天気続き。産卵はまだしばらく先になって
しまいそうな予感です。

 7月24日(火)

















この日は久々によいお天気。気温もぐんと上がって夏らしい日となりました。
ベランダに日があたり始めたお昼頃、窓をあけると部屋でカーペットを掘っていたかめみはホリホリを
すぐさま中止して”待ってました!”とばかりにベランダに飛び出して行きました。
しかし、陽だまりの日光浴台に乗っかって手足を伸ばして身体を温めながら、なんと!気持ちよさそうに
お昼寝を始めてしまいました。そして数時間のお昼寝の後、やっとのことでお仕事を再開。
ベランダをゴロゴロと走り始めました。
 薄暗くなり始めた夕方6時ごろ、今回狙いを定めている
 鉢(今回掘るのはなぜかこの鉢ばかり)を掘り始めました。
 かなり念入りに掘っている様子。暗がりの中からは、
 絶え間なく土を掘る爪音が聞こえてきます。作業は夜の8時
 を過ぎてもまったく終わる様子がありません。
 てっきり「今日こそ絶対に産卵する」”と思っていました。
 が、かめみの帰宅後、掘った蜂を確認しても卵はどこに、
 見当たりません。
 残念ながら、この日は空堀りで終わってしまったようでした。

 7月25日(水)







































この日もまた朝からとてもよいお天気。ベランダに日が当たり始めると同時にかめみをベランダに
開放しました。すると、なんと、またまた日光浴台に乗っかってべろんべろんになって気持ちよさそ〜に
お昼寝。とても産卵時期とは思えないほどののんびりムードで結局約3時間も熟睡しました。
身体がじゅうぶん温まらないと活動できないのでしょうか?
そしてその後お水場に戻って、なんと今度は腹ごしらえ。

 夕方にかけて2度ほど、外へ出て鉢の土をかなり
 時間を掛けて念入りに掘りました。
 かめみが掘った土は、たっぷり空気を含んだ
 感じで、ふわ〜っと、とてもいい感じになります。
 丁寧に耕された感じです。
 掘った鉢は、やはり狙いを定めている様子の
 例の鉢でした。 
 しかし結局断念!
 

今日は日も暮れたので、産卵はもうないと思いました。しかし、夜の9時近くになって再びベランダへ。
そして、鉢のあたりでごそごそしながら、何時間も戻ってきません。
11時ごろ確認に行ってみると、今回狙っていた鉢ではない別の鉢の上にちょこんと
座って、眠っているのかと思ったら、足を微妙に動かしながら卵を産んでいるような・・・?
卵は確認できませんが、とにかく何か作業をしている様子。
かめみが部屋に戻ってくるまで私は寝ることもできず、深夜の2時半まで帰宅を待ちました。
しかし、戻ってきてくれません。仕方なく様子を見に行ってみると、はっきりは見えませんが
鉢と鉢の間に卵らしき物が数個落ちている感じです。かめみの方は作業を終了して眠っている
様子なので、とりあえず連れ帰って水に戻しました。

翌朝、改めて鉢の間を確認してみると・・・
 5cm程の大粒たまごが4個(上段)
 3cm程の小さめのたまごが1個(中段)
 そして、なんと!とてもたまごとは言えない
 ような1〜2cmほどの干からびた
 未熟たまごが4個も(下段)
 見つかりました。
一ヶ月近くも暴れまくっていたわりには、今回は数も少なめで、しかも未熟卵が多かったのも
気になります。やはり気候の影響でしょうか?

2回目
 8月 2日(木)




長引いていた梅雨がやっとあけました。そして、産卵後はのんびりモードに戻っていたいた
かめみが産卵後たった一週間でまた暴れ始めてしまいました。朝からたたみの部屋に行ってホリホリ。
そういえば、産卵直後のかめみを持ち上げた時にいつも感じる、体重の減った感が今回はほとんど
感じられず、なんだかまだずっしり重いような気がしていたのですが、もしかしたら卵をまだ持っていた
のでしょうか?

 
まずは毎日朝からベランダへ飛び出していって日光浴。
そして身体が温まった頃、植木鉢のところへいって今度は
せっせと穴掘り・・・こんな日が続きました。
ちょうど梅雨があけて遅い夏が訪れたばかり。暑い日が続き
始めたので、今回こそはすぐに産卵してくれるもの、と
信じていました。
 8月 7日(火)









































ところが・・・
この日、なぜかいつもとは違う
こんなところ(窓と鉢の間の隙間)に
器用に足を突っ込んで、一生懸命
掘っていると思ったら、
なんと、これを最後に活動は中断。
結局活動はたった5日で止まってしまい、活動中は自ら進んでベランダへ出て日光浴をして身体を
温めていたかめみが、途端にまたまた臆病者でベランダがあまり好きではない普段のかめみに
戻ってしまいました。
もしかして、産卵する気がなくなったので身体を温める必要もなくなったってことなのでしょうか?

ベランダ嫌いに戻ったかめみの日光浴風景


ベランダは安心できなくて落ち着かないの
でしょうか?
屋外では、こんな風に周りから見えないように
しっかりと葉っぱで囲むと、やっと何とか
満足して長い時間日光浴してくれるように
なります。
それでも、どうしても部屋に戻ってきてしまった時
の手段がこちら。

窓をめいっぱい開けて、窓から遠く離れた
場所で、家の奥深くに入り込んでくる陽で
日光浴。実は臆病でお家好きのかめみは
こういう窓から離れた場所での日光浴が一番
好きなのです。 
全く亀らしくない困った亀ですね。

以降、食べることにしか興味がない日々が続いています。
例年通りだと、時期的にもそろそろ本格的な産卵は終わる頃。
自己流で確認しても卵がある様子も
あまり感じられませんし、今年の本格的な産卵はこれで終わり、このまま食欲の秋に突入していって
しまいそうな気配です。
猛暑だったにもかかわらず、この夏は卵はあまり産まなかったかめみでした。(9月11日)

 9月 14日(金)







かめみもすっかり落ち着き、今年の産卵はもうなさそうなので、ベランダの産卵場を片付けることに
しました。そして汚れたベランダを洗い流すために植木鉢を除けたところ、なんと!かめみが
産卵活動を休止する直前に足を突っ込んで一生懸命穴掘り行動をしていた窓と鉢の間から
卵の殻を一個だけ発見!カラカラに乾ききった卵は敗れて、中身は蟻に食べられてしまったのか
カラッポでした。当初は休憩をするために一時産活動をストップしたものとばかり思っていましたが、
実は一応ちゃんと産卵を終えていたのですね。結局、この夏の産卵は未熟たまごも含めてたった
10個でした。
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