お座敷飼育のくふう (夏の水場)
                                    (2014年8月掲載)

2013年にくもすけが脱水症で体調を悪くしました。(そのときのことは「くもっち闘病記・続編」に書いています。)
それで、特に気を配るようになったのがお座敷時の給水です。このページでは、わが家が夏に試みているお座敷時の
水場の小さな工夫をご紹介します。

まずは、うちの亀達のライフスタイルから。
くもすけ&くるみは、夜はこのケースを寝床にしています。冬場の保温用に作ったものですが、静かに眠らせる
ことができるので、この箱は一年を通して愛用しています。
そして、くもすけ&くるみがお座敷生活をしているのは、 午前中にこの寝床ケースから出て、夕方再びケースに
戻るまで。冬場は4〜5時間ですが、夏は10時間くらいです。

   お座敷タイムとなる昼間は、暖かい季節、ほとんどの時間をベランダで
   過ごします。

← 特にここ、真ん中の植木鉢をまとめてたくさん置いている場所は
   くもすけ&くるみの格好の遊び場です。

   長い時間を過ごしているこの茂みのなかに水場を2か所作っています。


  @ひとつはこの垂れ下がったアイビーのつるの陰。
  ここに水を張った容器を置いています。
  くもっち一番が一番好きな場所がこの容器の横、アイビーの陰の一段
  高くなっている所。くもっちはこの水辺にいることが多く、葉っぱの陰
  から顔を覗かせながら、まったり過ごしています。


  その場所にちょうどくもっちが隠れて居たので
  写真に撮ろうと近づいたところ
  それに気づき
  茂みからまっくろな顔が現れました。
  「うん? ボクに何か用かい?
  もしかして、ご飯でもくれるつもり?」と
  目がキラリ!


  そのままポッチャ〜ン!
  と水の中に転がり落ちたと思うと、
  そのまままこっちへ近づいてきました。


 Aもうひとつは「洞窟水場」と呼んでいる、この秘密の隠れ家です。 
  かめみが長年愛用していた
風呂椅子を廃物利用して作った
  シェルターの下。ここに水を張ったトレイを置いています。
  このシェルターの中はもともと亀好みの場所でしたから、
  入ると落ち着いてしまいます。




  B ほかにも、ベランダの端っこのヒメスイレンを栽培している鉢のスタンド下に
  水を張ったトレイが置いてあります。
  隅っこというのがよいのか、ここも亀達がもともと好んでいた場所で
  2匹ともよく入っています。


水場にしている容器はいずれも深さ5〜10pくらいの、簡単に出入りできる浅いトレイやバットです。

  
  ベランダに並べてある水草類を栽培している鉢
  バケツの中に入るのも大好き。
  こっそり入って中を荒します。


そして、ときどきは泳ぎを忘れないよう、寝床に使っている衣装ケースをベランダに出して水を深めに入れます。
バケツに5杯分の水を汲んで、水の深さは20pくらい。くもすけやくるみにはまだじゅぶんな深さとはいえないけれど
ヌマガメらしく泳いで、いい運動にもなっているようです。

こちらの容器は水はあまり深くできないけれど、広めの水場を作りたいときに使います。
子供の砂場用としてホームセンターに売っていた
容器です。購入したのは15年以上前で、
かめみ&くもすけが若かりし頃には、
夏の普段の水場としてずっと愛用していた
ものです。

  ここに水草を浮かべると、亀たちも落ち着ける
  ようです。見た目も涼しげで、夏らしくなります。



 「かめかめ飼育日記」トップページへ