座敷亀のトイレ対策

座敷亀飼育での大きな悩みのひとつはトイレ対策。
水場に入ったときに済ませてくれればよいのですが、そんなに都合よくはいきません。なので、お座敷飼育時
にはやはり対策も必要。

しかし、トイレのしつけといっても、相手は亀ですから、トイレの場所を覚えさせるにも、犬やネコのようには
簡単にいきません。
(しかし、おトイレの場所を覚えさせることは全く不可能というわけではありません。もちろん急に覚えさせるのは
ムリかもしれませんが、根気よく教えると覚えてくれます。
一度覚えて習慣になれば、用を足したくなれば水場へ一目散。もちろん「水場に行くまでに間に合わなかったわ〜」
ということもありますが、それくらいは許してあげてね。)


トイレ対策のアイディア・手作りオムツ
現在はお座敷飼育をする時間も限定的になっているため、使うことはなくなっていますが
かつて、うちでは手作りオムツを愛用していたことがありました。
布テープにお化粧用のコットンを貼り付けて作るオムツで、布テープで横漏れ防止したり、シッポが
テ−プにくっついてしまわないように紙を張り付けてみたり・・・と試行錯誤を繰り返しながら
工夫し改良してやっとのことで完成させたものです。
布テープを使う理由は、紙のガムテープでは粘着力が弱すぎてあっという間に足で蹴飛ばして外されて
しまうためです。粘着力がありすぎて、たまに甲羅の薄皮まで一緒にテープにくっついてきてしまうこと
もありますが、特に大きな問題はありません。このオムツ、効果はわりと期待できますよ。
ただ、ガムテープのおむつは見た目がちょっと可愛くありません。それで、お遊びで可愛いカバーもいろいろ
考えてみました。(そのおむつカバファッションはこちらでご覧いただけます。)


オムツの作り方
わたし流のオムツの作り方を写真でご紹介していますのでカメさんと清潔に安心して暮らすための
参考にしていただけたら幸いです。

尚、わが家でこのオムツを愛用していたのは、一年のうちでも夏〜秋にかけての活動期に部屋に放すとき
くらいでした。夏の
活動期は水で過ごす時間が長くなり、冬は冬眠していたため、実際にオムツを使う期間は
ほんとうに短く、限定的でした。

うっかりお漏らしされちゃったとき
すぐに拭くことができる床の上ならそれほど困りませんが、すぐに洗えないカーペットの上などでされてしまったときは
困りますよね。そんなとき、うちではカーペットクリーナーを使います。うちが使っているのはJohnsonのクルー・シリーズ
のものでホームセンターで買いました。スプレーした泡をキャップのブラシでこすりつけ、乾くのを待って、乾いた泡ごと
掃除機で吸い取るだけで、見事にきれいに部分ドライクリーニングができます。
カメさんだけではなく、他のペットちゃんにも役立ちそうです。

カメなのに?・・・と、ちょっと信じていただけないかもしれませんが、お座敷飼育が習慣なってしまえば、
お水に入りたくなった時、お腹が空いた時、、、、さらにおトイレしたくなった時なんかも、
亀さんの方からちゃんと知らせに来てくれるようになります。
いずれにしても、お座敷飼いするうえで一番大切なのは、とにかくカメさんとの間にしっかりと信頼関係を築いて
コミュニケーションがとれるようにしておくこと。カメさんの言葉、”カメ語”が理解できるようになれば、怖いものなしです。

※「うちではこんなオムツを使ってるよ。」という素敵なアイディアがあれば教えてね!
                                                          (2014年8月20日更新)

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