<産卵ケースで産卵してくれないとき> 産卵のパターンはカメさんによってケースバイケースです。 かめみはあらかじめ用意された狭い産卵場所ではご不満。産卵ケースに入れた途端に穴掘りを やめて、外へ出ようとして暴れ始めます。産卵場所は自分の足でしっかりと選びたいようです。 同じようなカメさんのために、そういうときどんな方法があるのか、アイディアをご紹介します。 @ 事情が許せばお家の中やベランダに放しておくのもひとつの方法です。 (でもベランダに放す場合は脱走されないよう注意してね!) かめみはよくこんな風に部屋の間の段差を穴に見立てて床の上に産卵しています。
産卵しています。(ただし鉢の植物はもちろん被害を受けます。) どちらも、ここで暮らしてゆくためのかめみの知恵なのかもしれません。 A 時間と事情が許せば、思い切ってお外へ連れ出してはいかがでしょうか。 私は産卵を諦めてしまわれて「卵詰まり」が起こるのが心配なのと、 わずかでも本物の土を 掘らせてやれたらという思いのため時間が許せば近くの野原へ連れ出してやることにしています。 たとえ産卵するまでは至らなくても、少し土を掘らせてやるだけで産卵を促す刺激にはなるようです。 土を掘らせた翌朝起きてみると、床の上に卵が転がっていたということも何度もありました。 (次の項目に、かめみが穴掘りにゆく野原の様子を書いています。) B 時期がくれば水の中でも産卵します。 多少暴れてもケージ(水の中)へ入れたままにしておく方法です。 カメさんはちょっと可哀想かもしれませんが、たぶんこれが一番楽な方法でしょう。 卵は土がなく穴が掘れなくても、時期が来れば床の上や水の中にでも産みます。 産卵行動や穴掘りやまったくせずに突然水の中や床に産卵することもあります。 こういうときはあまり真剣に産卵する気がないときのように思えます。 とにかく、産卵の仕方は亀それぞれ、そのときどきです。 みなさんのお宅の亀さんとコミュニケーションしながら、みなさんのお宅なりのパターンを見つけ出して いってくださいね。煩わしくはありますが、パターンが決まってしまえば毎年の年中行事みたいになって しまいます。 うちはこんな風にしてるよ、というよいアイディアがあればぜひ紹介してね! |