春の香りのカメ型和風パンケーキ
材 料 (この分量で小さなパンケーキ約4枚)

    生 地   ●市販のホットケーキミックス 100g
           ●卵 一個 (約50g)
           ●牛乳 100cc 
           ●抹茶 大さじ1

    トッピング ●ゆであずき
           ●ホイップクリーム
           ●食紅少々(クリームに色をつける場合)
           ●黒蜜 適量
           ●桜の花の塩漬け 1〜2輪
           ●桜の葉っぱの塩漬け 1枚
            (※桜の花と葉の塩漬けの作り方は
              下のメモ蘭にあります。)


作り方

  @ 市販のホットケーキミックスに抹茶をよく混ぜ合わせます。
    (焼いても色がしっかり残るよう濃いめにしています。)

  A ボールに卵、牛乳を入れてよく混ぜ、そこに@を加え
    泡立て器でダマがなくなるまでよく混ぜ合わせて
    生地を作ります。
     
  B よく熱したフライパンに油をしき、火からおろして
     濡れぶきんの上であら熱をとります。


  C フライパンを火に戻し、生地をお玉ですくって
     少し高いところから一気に流し入れ
     丸くきれいな形にします。(甲羅になる部分)
     ※後に頭や足をつけるため、フライパンが
       いっぱいにならないよう普通のパンケーキを
       作るときよりかなり小さめに。

  D ここで火を弱める、あるいは止めて
    Cにくっつけるようすばやくスプーンで生地を足して
    頭と足、尻尾をつけて亀型にし、再び火を戻して
    弱火で焼く2〜3分焼きます。
    ※頭や足の部分がバラバラになりやすいので
      胴体の部分との接着をしっかりしておくのが
      ポイントです。
   
   E 表面の泡がポツポツはじけたら、裏返して、
      2分ほど焼きます。 きれいな緑色を残すため
      焼きすぎないように。

   Fホイップクリームを泡立て
     ごく少量の食紅でうっすらピンクに色付けし、
     細かく刻んだ桜の葉の塩漬けを混ぜ込みます。
     ※ 食紅は少量でも濃い色が着くので、
        くれぐれも微量に。


  G 焼き上がったパンケーキの上に黒蜜で
     格子に甲羅模様を描きます。
     黒蜜がパンケーキにすぐに沁み込んで
     模様が描き難い場合は、少量の水溶き
     かたくり粉を加えて電子レンジにかけ、
     とろみをつけるとよいです。

   H Gの上に、しぼり袋に入れてしぼったFの
      クリームとゆであずきを添え、
      桜の花の塩漬けを飾り、
      顔の部分にゆであずき2個で目をつけたら
      出来上がり!


MEMO: 桜の花と葉っぱの塩漬けは市販品を使ってもよいですが、桜が咲く季節ならば簡単に手作りできます。
          作っておくと一年くらい保存が効き、お菓子作りやお料理に役立ちますので、その作り方も載せておきます。

        
葉っぱだけでなく花も桜餅のようなよい香りがします。

  桜の花の塩漬け
  材 料  ●
七分咲きくらいの軸付きの八重桜の花  好きな量
         
酢、あるいは梅酢、クエン酸、レモン汁など、桜の花が浸るくらい
        ●
塩 桜の花の2割くらい

  
@摘んできた花は丁寧に洗い水気を切ります。
  A 花をタッパーなどに並べて塩を振りかけます。
  B 重石をして、冷蔵庫の中で2〜3日休ませます。
  Cしんなりして黒ずんできたら、手で水気をしぼり酢やクエン酸、レモン汁などに漬け込みます。
  D数十分くらいするときれいに発色してきますが、この状態で、あと2〜3日漬け込みます。
  E2〜3日経ったら水気を切りお天気のよい日に2から3時間ほど天日干しをして保存用の塩を振りかけたあと、
    密閉容器に入れて冷蔵庫に保存します。

  桜の葉の塩漬けの作り方
  材 料 
桜の若葉(大島桜、あるいは八重桜)適量
        
塩 葉っぱの重さのだいたい2割くらい

   
@軟らかくてきれいな葉を積んで、じゅぶん洗います。
   A熱湯を沸かし、葉っぱを一分くらい浸けて氷水にあげて色止めします。
   Bペーパータオルでしっかり水を拭き取り、塩を敷いたパットの上に並べ上からも塩を振りかけます。
   Cラップでしっかり包んで重りをして、冷蔵庫で2〜3日寝かせます。 
     

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