<2025年・くるみの産卵レポート>
2025年夏、15歳になったわが家のミシシッピアカミミガメ・くるみの産卵活動の記録ページです。
今年は梅雨が短く、真夏のような天候が6月から続きました。
とはいっても、まだまだ本格的な産卵活動はなく、日中ほとんどの時間を屋外ですごし、日光浴をしながら 身体を温めています。そして例のオリヅルランの鉢の上に登ったり、その傍に置いた水場に入ったり の繰り返し。そんな日が2日ほど続いた後・・・ |
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| 7月6日 | ||||||
| 今年初めて、早の五時ごろ寝床の水場を飛び出してきました。 すぐ窓を開けると、外へ飛び出して行って、やがてベランダの床をガリガリと引っ掻く音が聞こえてきました。 その後、いつもの鉢に落ち着いたと思うと、なんと傍にある水場の中に卵がひとつ落ちていました。 よく見ると、鉢と水場の段差を穴に見立てて、まだ穴を掘るしぐさをしています。
穴掘りの動きは埋め戻し作業のつもりか、その後、かなり長い時間続けていましたが 卵は結局このひとつだけ。くるみが水場に落ち込む音が聞こえたので見に行ってみると 卵は既に食べられた後で、白濁した泥水のなかから卵の殻のかけらだけが見つかりました。 その後、くるみはずっと落ち着いて食欲も旺盛でした。 食欲が旺盛なところを考えるとたくさんの卵を持っているとは思えませんが、時々 自分から進んで外へ出って日光浴もしているので、まだ産卵するつもりでしょうか。 |
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| 8月7日 | ||||||
| しかし、それからの1か月は産卵の気配も全くなく食欲は旺盛で、ずっと水の中で過ごしてました。 今年のたま活はもうないのかも思い始めていたところ・・・
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| 8月8日 | ||||||
| そして、その翌日。 くるみが早朝から外に飛び出して行きました。 そして、ベランダの床をカリカリと引っ掻いていました。 くるみがベランダの床を引っ掻くのは毎年&毎回、決まって朝早い時間。引っ掻く場所も同じです。 こんなところにもくるみの几帳面な性格が現れているのは面白いです。 しかし、産卵の様子はなく、やがて家の中の水場に戻り、日は暮れました。 ところが、夜の10時頃、真っ暗な部屋の水の中で眠っていたはずのくるみが、突然ゴトンという音と共に 飛び出してきました。窓を開けてやると、夜なのにベランダへ出て行ってそのままいつもの鉢の上へ。 くるみにはそのまま朝までベランダで過ごしてもらうことにして、きれいな水に入れ替えた容器を鉢の傍に 置いておきました。暦を確認してみると、大潮です。 その夜、くるみは眠らずにずっと何かをしていたようで、外からはゴソゴソという音が夜中じゅう聞こえていました。 |
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| 8月9日 | ||||||
| 翌朝、くるみはいつもの鉢の上に座っていました。 そして、お昼頃までその場から移動する気配もなく、ずっと足を動かして穴を掘るようなしぐさを していました。 正午ごろ急にくるみが鉢から降りたような大きな音がしたので確認に行ってみると 鉢の隙間にたたまごが2個落ちていました。
時間を掛けて丁寧に穴掘り作業をするわりに産む卵はたった1個か2個。これがくるみの特徴です。 くkるみはひと夏に産む卵もいつもだいたい10個前後で、かめみと比べるとぐっと少ないですし もともとあまりたくさんの卵は持っていないのかもしれません。 |
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| その後、産卵の気配は全くなし。爆食の日々が始まりました。 進んで日光浴をすることもなく、外にも出て行かなくなりました。今年年産んだ卵はまだ3個。 いつもより5〜6個少ない気がします。 |
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| 9月2日 | ||||||
その後も2日続きで早朝から水場を飛び出してきて、ベランダを走り回りまっていました。 しかし、そんな活動をしていたのも3日間だけ。 9月7日が大潮だったので、それに合わせて活動を始めたのではと思いましたが 結局、産卵はしないまま落ち着いてしまいました。 その後は屋外に全く興味を持たなっくなってしまいました。 時々水場から飛び出してきますが、くるみが目指す先はテーブル下のタオル。カメが潜れるように 置いている使い古しのタオルです。 |
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| 9月8日 | ||||||
| この日もお昼ごろ水場から出てきてテーブル下のタオルの下に潜っていってしまいました。 タオルの中を覗くと、首も手足も思いっきり伸ばして、気持ちよさそうにうとうとしています。 夕方になっても出て来ないので、水へ戻そうとしたら・・・
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| 9月17日 | ||||||
| 9月も半ばを過ぎたというのに、急にくるみの落ち着きがなくなりました。まるでたま活のようです。 しかし、これまでこんな季節になってたま活を始めたことはありません。 異常な高温が続いているからでしょうか。 屋外にも出て行って鉢の上に座っています。 こんな状態は2〜3日続きましたが産卵はなく、そのまま次第に落ち着いてしまいました。 |
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| 10月16日 | ||||||
| その後、10月の半ばを過ぎても産卵の気配は全くないため、今年の産卵は完全に終了したものと 思っていたら・・・ 朝、水換えをしようとしたら水は白濁。水中に卵の殻の破片が落ちていました。 |
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| 10月17日 | ||||||
| さらにその翌日のお昼過ぎ頃、くるみの水がまた乳白色になっており、底から一部齧られた卵が見つかりました。 |
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| 10月21日 | ||||||
| この日も朝、水換えの時に水が白濁していて、卵の殻が見つかりました。 水が白濁していた日は卵を食べた直後だからか、餌の食いつきが普段より悪くなります。、 |
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| 10月28日 | ||||||
| もう終わりかと思ったら、この日の朝も、水が白濁しており、今年8個目の卵を産んでいました。 今年は夏に産む卵の数が少なかったですが、結局、例年と同じくらいの数になりました。 |
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