<2023年・くるみの産卵レポート>
2023年夏、13歳になったわが家のミシシッピアカミミガメ・くるみの産卵活動の記録ページです。 

5月中頃、くるみがちょっとだけ
そわそわし始めました。


いつものこの時期らしく
餌の食いつきもそれほどよくありません。

くるみは日が当たりはじめる時間になると
進んで外に出て行って
日向を選んで
身体を温めようとします。
ただ、その後6月に入っても、いつものような際立った産卵活動は始まりません。
毎日ほとんどの時間を水の中で静かに過ごしているだけです。
6月13日
6月も半ば近くになり、産卵活動らしい光景が初めて見られました。

梅雨の晴れ間で、午後から久しぶりの太陽が顔を出しました。
日光浴をしに外へ出て行ったくるみ。
珍しくガタガタと音を立てて騒いでいます。

鉢の上に登ろうとして
格闘していたようで
くるみは2つの鉢にまたがって
オリヅルランを踏みつぶして
座っています。

浅くて広いオリヅルランが植わった鉢は
毎年くるみが産卵時期にだけ
興味を持つようになる所。
ここに登っている姿を目にしたのは
今年初めてでした。

その前には睡蓮鉢にも侵入して
いたようで、スイレンの葉っぱはちぎれ
荒らされていました。
このような姿は、その後2〜3日見られました。
ところが、たま活らしい仕草はすっかり治まってしまいました。

どんなにお天気がよくても、毎日、家の中にいて水の中で静かにしているだけです。
食欲は旺盛。
6月27日
6月も下旬になってしまいましたが、まだ何の変化もありません。
今年は産卵はないのかも、と思い始めていたところ、
今年初めてくるみが早朝から水場を飛び出してきました。
まだ薄暗い部屋の中を走り回る音が聞こえてきます。
窓を開けてやると、待っていました、とばかりに飛び出して行って
オリヅルランの鉢も何度も登って、長い時間過ごしました。
7月1日
床を掘るしぐさまで見られるようになりました。
強い風が吹いて小雨も降っていましたが、一日中屋外にいて鉢の上へ登ったり床を掘ったり。
暦を見ると2日後、7月3日は大潮の満月。これを感じていたのでしょうか。
しかし、そのように活発に動き回っていたのは2日間だけ。
徐々に切迫感はなくなり、朝早くから飛び出してくるようなこともなくなりました。

餌を食べたあとにゆっくりと外へ出て行って植木鉢の上に登り、夕方まで鉢の上で過すという日々は
数日続きましたが、やがて水の外に出てくることもほとんどなくなり、よく食べるようになりました。
7月17日
少し前から、お昼頃になると外に出ていくようになり、長い時間日光浴をするようになったと思っていたら
また突然、たま活が復活。朝起きてみると、くるみはもうすでに水場の外で、屋外へ出たがって窓ガラスを
ガリガリ引っ掻いているところでした。その後、飛び出して行ったくるみはまたあの鉢の上へ。
翌18日は新月の大潮です。
7月20日
動きはさらに活発になり、頻繁に床を掘るようにもなったので、6年前に産卵をした公園に
思い切って連れ行きました。くるみを家の外に連れ出すのは5〜6年ぶりです。
当時、穴を掘って卵を産んだのと同じ場所にくるみを放してみましたが、草をかき分けながら走り回るだけ。
残念ながら穴を掘ろうとする気配はまだ全くなかったため、連れて帰りました。
7月23日
大潮の時期は過ぎ去りましたが、今のところくるみの産卵活動の勢いは衰える気配はなく
むしろより活動的になってきている気がします。
昼間は屋外で日光浴をしたり、水場に入ったりして過ごし、夕方頃家の中に入ってきて部屋の中を忙しなく走り回ったり、
床を掘ったり・・・活動は夜まで続きます。そして、疲れ果てて静かになった頃を見て寝床の水場に戻します。
そんな毎日です。
7月26日
この日も朝早く水場を出てきて、外に出て植木鉢に登って日光浴をしていました。
が、午後になると早々に家の中に入ってきて、そのまま部屋の中にある水場へ戻ってしまいました。
そして、餌を爆食。夜までそこで過ごし、やがて寝てしまいました。
もしかしたら休憩期間に突入したのかもしれません。
翌朝、いつものように水場を飛び出してくるか、それとも水の中にいるか・・・
7月27日
結果は、水の中でした。餌も普通に食べて、その後もずっと、一日中水の中で静かに過ごしました。

そして夕方頃、水中にいるくるみの尻尾近くに
小さな卵が一個。

普通の卵より白くて透明感があって
真珠玉のような可愛い卵です。
サイズはかな小さく、2cmちょっと。

卵は水の外置いておくと
翌日には萎んでペタンコになってしまいました。
透かしてみると中身が空のようでしたので
未完成卵だったみたいです。
水の中に小さな卵を発見してからも、くるみは静かに過ごしていました。
しかし、まだ産卵が完全に終ったような感じでもなく
ブレークタイム、エネルギーを補給するための休憩期間のように思えます。

早朝から飛び出してくることはなくなりましたが、毎日きまってお昼前ごろ水場から飛び出してきます。
そして、猛暑にも関わらず自ら進んで日の当たる所に行って、うとうとしながら日光浴しています。
餌はくもすけと同じように、朝水換え時に食べるのがくるみのいつもの習慣ですが
午後に日光浴から戻ったあとにもお腹いっぱい食べます。1日2食の暮らしです。

産卵はまだありそうな気配ですが、もう8月。
時期的に考えると、走り回ったり穴を掘ったりするようなことはもうないのでは、と勝手に判断して
たま活中に汚したベランダを掃除してしまいました。
8月5日
ところが、産卵行動は再開しました。
大潮は2日前に終わったばかりなのに、くるみは早朝から水場を飛び出してきて出てきて床まで掘り始めました。
きれいにしたばかりの
ベランダにも出て行って
鉢の上にも上っています。
8月7日
長い間、ほとんど降っていなかった雨が降り、突然のゲリラ豪雨となりました。
雨が嬉しかったのか、くるみはおおはしゃぎ。忙しなくベランダを行ったり来たりし始めました。
活発になって大きな植木鉢の上に登ろうとしたり、ホテイアオイの鉢へ入ろうとしたり・・・

いつもの夏なら、このくらいの時期になると産卵がなくても活動だけはそろそろ治まるのですが
今年はなぜか遅くまで続いています。活動開始の時期も遅かったからでしょうか。
その後も、くるみの活動は治るどころか、ますます活発になっています。

今回のたま活中のくるみの生活にはユニークな特徴が見られます。
まず、就寝時間。なんと、まだ陽が射して明るい夕方の5〜6時ごろ、早くも寝床の水場を目指してやってきます。
そして、覆いをしてやるとそのまま静かになって眠ってしまいます。
就寝時間だけでなく、起きる時間のほうも早い!
早朝ではなく、まだ真夜中の12時から1時ごろ、突然ゴトン!と水から飛び出して来て暗闇の中で活動を開始します。
体内時計が妙に正確で、何でもすぐ習慣にしてしまう几帳面なくるみ。
そんな個性が産卵活動にもしっかり現れているようで面白いです。
8月14日
お盆になっても、たま活はまだ一向に収まりません。外は暑いからでしょうか、屋外には興味を示さなくなって
くるみはほとんど家の中にいます。走り回るより、床やラグの上を掘っていることが多く、掘る時間も長くなってきました。
いよいよ煮詰まってきたのか・・・
台風が日本列島に接近中でしたが、雨は降りそうになかったので公園に連れて行きました。

公園では先月とは明らかに様子が違って、すぐに掘り始めたので期待しましたが・・・
普段なら寝る時間なので眠くなったのでしょうか。草の中に甲羅をうずめたまま、動きを止めて
静かになってしまいました。

これ以上公園にいても卵を産むことはないので連れて帰りました。
行き道のバックの中では大暴れだったくるみは帰り道ではとても静か。
帰宅後、水に戻すとそのまま寝てしまいました。
8月16日
その後もたま活が終った様子はありません。
行動範囲は以前より狭まって、動きはゆっくりです。
屋外に出て行くことは全くなくなり、家の中でお気に入りの数か所をホリホリしているだけです。
公園へ連れて行って欲しいのか、外出用バッグの周りをぐるぐる回ったり、私の後をつけてきて足元で首を伸ばして
私の顔を頻繁に見上げてきたり・・・
暦を見たら、ちょうど新月の大潮です。いよいよ産卵の可能性も高いので、今年3度目の公園へ連れて行きました。

しかし、草が茂った場所に放しても
走り回ってばかりで土は掘りません。
前回来た時の方がまだその気があったように
思えるくらい。
やがて一か所に落ち着いたものの
草の奥から何も音は聞こえて来ず、掘っている様子
が全く感じられません。

そのうち日は完全に落ちて暗くなってきました。
くるみは草に埋もれてじっとしているようなので、
家に連れて水に戻すとそのまま寝てしまいました。
8月17日
翌朝、くるみは水の中にいました。すっかり落ち着いて、私の顔を見るなり餌の催促です。
久しぶりの爆食でした。8月も後半ですから、今年のたま活は終りかもしれません。

ただ、その後も猛暑の日の午後になると水場から飛び出し外へ出て行って気持ちよさそうに
日光浴をしているので、まだ卵は産むかもしれません。
黒い甲羅に真夏の強い太陽光を
浴びている姿は暑そうです!

しばらくするとさすがに日陰に
移動しています。

しかし、そのうち日光浴にも
出て行かなくなってしまいました。
9月4日
毎日爆食するだけになりました。そして、この日は水の中に卵を産みました。
朝、水換えのときに、食べられて
殻だけになった卵をひとつ発見。
9月13日
この日も朝一番くるみの水場を覗くと水が白濁していて
水を流すと底に卵の殻のかけらが沈んでいました。
殻はあまりにもバラバラになっていたので正確に何個分かはわかりませんが、たぶん一個です。
9月16日
さらにこの日も朝、餌を与えて、水を換えたあとに水が白濁しているのを見つけました。
9月に入ってから産卵が続きます。
9月29日
甲羅も脱皮して、くるみはすっかり落ち着いてしまいました、
今年の産卵はもう終了だろうと思っていましたが、久しぶりに朝また水が白濁していて、底にはバラバラになった
卵の殻が沈んでいました。さらにお昼頃もう一度水が白濁しているのを見つけました。
今度は中身が見える状態の齧られた卵が沈んでいました。
最初の小さな卵も含め、今年産んだ卵はこれで6個です。

前日、前々日と、窓辺に陽が入り始めた頃に2日連続で水場から出てきて日光浴をしていましたが
産卵の兆候だったのかもしれません。
10月7日
長く厳しかった暑い季節もようやく終わって、朝夕はひんやりするようになりました。
この日はカラッとしたさわやかな秋晴れ。
午前中から網戸越しに窓辺で日光浴をしていたくるみの傍には卵が1個落ちていました。
今年7個目の卵。身体がじゅうぶんに温まったので産卵したのでしょう。
11月1日
今年は秋になっても気温が高く、さわやかな秋晴れの日が続きます。
窓辺で日光浴していたくるみを水に戻した後にまた水が白濁しているのを発見。
今年8個目の卵です。やはり日光浴は産卵を促すようです。
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