<2018年・くるみの産卵レポート>
2018年夏、8歳になったわが家のミシシッピアカミミガメ・くるみの6年目の産卵活動〜産卵の様子をご報告するページです。   

6月 9日
春から季節の進みがいつもより早いのが今年の気候の特徴でしたが、カメの産卵も例外では
ないようです。くるみも今年は季節を先取りしている感じで、いつもより一か月近くも早く、4月中ごろから
なんとなく産卵を思わせるような行動を始めていました。
そしてこの日、いよいよ朝から本格的な産卵活動が始まりました。ホリホリもすぐに始まりました。
今年、くるみが気に入っているのはここ。
窓辺です。外へ出たいからなのか、
毎朝、まだ薄暗い時間に水場から
飛び出してきて、この場所を掘りまくって
いる様子です。

そこに新聞紙を敷いたらご覧のとおり。
おしっこで湿らせてから掘るため
あっという間に穴が開いてしまいます。
新聞紙をちょっとしっかりした段ボールに
変えてみても、
やっぱりすぐにこの状態。
すぐにボロボロです。

6月 27日
くるみはここ数日、ベランダに出て過ごす時間が増えてきました。行動範囲が狭まってきて、あちこちせわしなく
走り回るよりも、同じ場所にいることが多くなりました。床に鼻をつけて匂いを嗅いで、そこをちょっと前足で掘った後、
後ろ足で穴を掘るというような仕草もよくするようになりました。
天候のほうも梅雨明けを思わせるお天気が続くようになりました。
条件も整い、そろそろ機が熟してきている気配がしたので、いつもの年より一か月近くも早いのですが
試しに一度外へ連れ出してみることにしました。翌日からは大潮も始まります。でも、大潮は待たず、
夕食後に公園へ連れて行ってみました。連れて行ったのは去年卵を産んだ公園です。

くるみは公園に放すと5分ほどあたりをゆっくり歩き回り、すぐにその場を前足で掘り始めました。
いよいよ穴を掘って産卵か、と期待しました。しかし、くるみはその後、その場でじっとしたまま
そのうち動かなくなってしまいました。時間も遅かったので、今日はここで寝るつもりだったのかも
と思いました。同じようなことが、以前にも一度ありましたので、この日は諦めて連れて
帰ることにして、翌日また出直そうと思いました。

6月28日
家に帰って水に戻すと、すぐおとなしく寝ました。
翌朝、いつもならば5時ごろから水を飛び出してきて活動を始めるくるみが、6時を過ぎてもまだ水の中に
います。しかも、妙に静か。もしかして?と思って、水を見ると水が白濁しています。
底を見ると、卵の殻っぽい白いものが。卵の白身のようなドロ〜っとしたものも沈んでいます。
公園へ連れて行ったことが良い刺激になったのか、夜中のうちに産卵したみたいです。

卵は食べられてしまったようで
正確に何個産んだのかはわかりませんが
水に沈んでいた残骸から推定すると
2〜3個ではないかと思います。

写真は見つけた卵の殻です。

その後くるみはすっかり静かになりました。
おそらくまだ卵は残っていると思うので、活動は近々また再開するのではないかと思います。
しかし、ひとまず一息つけそうです。

7月9日
その後ずっと置き物の亀のようになっていたくるみ。放っておくと水場の容器に収まったまま出て来ず、一歩も
動きません。強制的に時々外に出さなければ、甲羅がすぐにヌルヌルになって汚れてしまいます。
そんなくるみでしたが、この日は久しぶりに早朝、まだ薄暗い時間から場を飛び出してきました。
まだ本格的に暴れ出したわけではなく、昼間はずっとオリヅルランの鉢の上にいます。
面白いことに、この鉢をどこに移動しても毎日くるみは必ず同じこの鉢の所へ行って上にちょこんと座っています。

ベランダのお隣との間を塞ぐ衣装ケースのフタを抑える
ために置いてあったオリヅルランの鉢。
くるみがあまりにも乗っかるので場所を移動しました。

オリヅルランの鉢の上は産卵シーズンを迎えたくるみの
お決まりの居場所です。
この上にいるいるということは
”今年もたま活を始めました。只今たま活動中!”
というサインです。くるみの”たま活”はわかりやすいのが
特徴。飼い主としては大変ありがたいです。


あまりにも長い時間ここに貼りついているので
暑さ対策も兼ねて
水場を傍に持って来ました。
すると、水場に落ちては鉢の上に登る・・・の繰り返し。
急に騒がしくなってしまいました。

7月14日
産卵にはまだ時期尚早という感じはありましたが、大潮も始まったので、様子見のため公園へ連れて行ってみました。
するとさっそく穴を掘り始めました。このままここで産卵を済ませてくれたら・・・と私は期待しましたが
そんなに都合よくいきませんでした。
まだその気はなかったのか、掘るのをすぐにやめてしまいました。
7月20日
その後も、毎朝早くから水場を飛び出してきて床を掘り、昼間はベランダに出てオリヅルランの鉢に座るという
日が続きました。でも、この日はいつもと様子が違います。朝から妙に静か。水場から出て来ることもせず
お昼を過ぎても容器に収まったままです。
くるみはほとんど動きませんが、私が近づいたら何か用でもあるかのように妙に興味を示してきます。
私の顔を見つめ伸びあがってきます。餌を与えてみると食欲が旺盛なので、きっと卵を産まないまま
また休憩期間に入ったのだと思いました。
7月21日
この日もやっぱり水から出て来ません。水中でまったりと寛いでいます。
餌をやると、あっという間にたいらげてしまいます。
やっぱり次の活動に向けて充電期間に入ったのは間違いないと確信しました。
ところが、
それから30分ほどして水の中にいる
くるみの尻尾の下あたりに、
たまごをひとつ見つけました。
さらに、20分ほどしてまたひとつ。
さらにもうひとつ・・・

続けて3個の卵を産みました。
ここ2〜3日、私の後を付きまとってきたり、見上げて私の顔をじっと見つめたり、強引に膝の上に登って来たり・・・
くるみが妙に懐っこく感じたのは、外へ連れて行って欲しいということだったのでしょうか。

7月23日
今年はこれでおしまいにしてくれるのか、それともまだ途中なのか・・・
いずれにしても、しばらく産卵はないだろうと、ベランダのお隣との間の仕切りをひとまず外して片づけました。
でも、土を掘って一気に産卵していないせいか、くるみの餌の喰いつきや落ち着き具合はなんとなく中途半端で
私の方にも「今年もこれで産卵が終わった〜!」という充実感はありません。
やっぱりまだ卵を持っているのかな?
そう思っていたら、
この日もまた水の中に
たまごがひとつ落ちていました。

早い梅雨明けに、猛暑という異常気象なせいか、今年はくるみの産卵はいつもと様子が全く違います。
かめみの場合は、水の中にたまごを産んだ時はもう真剣に産卵する気がない時でしたから
くるみも今年はもう土を掘って産卵する気はないのかもしれません。
今年はもう公園に連れていく必要がないのならありがたいですが、この夏の産卵が本当にもう終わり
なのかどうかはハッキリしません。
くるみはほとんど水の中にいて食欲旺盛です。
8月2日
この日も朝早くから気温は30度超えの猛暑。
くるみはいつものように部屋の隅に置いた水場の中にずっと収まっています。
食欲の方は、朝食べても夕方になるとまた欲しがるほど旺盛です。こんなに食べるのだから今年の産卵はたぶん
もうないだろうと思ってました。
ところが午後、くるみの様子を見に行ってみると、水場の容器のくるみの頭の下あたりにたまごが2つ沈んでいます。

くるみは卵に興味を示し
ときおり鼻先を卵に付けますが
餌をじゅうぶん食べた後で
お腹がすいていなかったのか
食べようとはしません。

8月4日
さらにその2日後

まるで餌で押し出されたかのように
朝ご飯ををたっぷり食べた後に
もうひとつ。
くるみはすっかり落ち着き食欲はますます旺盛になり、今度こそ今年の産卵は終わったと思いました。
8月12日
ところが、この日また水が濁っているのを見つけてしまいました。
水を捨てると
底からこんな卵の殻が
現れました。

この残骸から推測すると
産んだのはたぶん1個だけ
かと思います。

この夏、この日までにくるみが産んだ卵は
推定で合計約10個。

右の写真は8月14日午前中のくるみの様子です。
暑くはないのか
わざわざ日の当たる場所を選んで
手足を伸ばし
満足げに日光浴を楽しんでいます。

今度こそもう今年の産卵は終わりなのか、
それともまだ続くのか・・・
8月20日
お盆が過ぎて暑さも一段落し、秋の気配が感じられる日がしばらく続きました。
さすがに産卵はもうないだろうと思っていました。ところが、まだこれで終わりではありませんでした。

この日は忙しく、夜遅くまで家を留守にしていました。夜、帰宅して、水換えをしようと亀たちの様子を見に行ってみると
くるみの水が半端なく汚れているうえ、その汚れた水が白濁し、水面に油が浮いていました。
もしかして・・・と思いながら水を流してみると予想どおり、底から卵の殻が推定一個分、出て来ました。

今年のくるみは、6月頃にはいつも通りしっかりと産卵活動をしていましたが、梅雨が明けて7月に入った頃から
活発な産卵行動をあまりしなくなりました。そして、時々不意に水の中に卵を産むだけになりました。
この夏は異常な猛暑。7月の平均気温は例年に比べて3度近くも高かったとのことでしたが
くるみもこの暑さで体力を消耗してしまわないよう産卵を省エネモードに切り替えたのでしょうか。
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