<2015年・くるみの産卵レポート>
2015年夏、5歳になったわが家のミシシッピアカミミガメ・くるみの3年目の産卵活動〜産卵の様子をご報告するページです。
7月 6日(月) | |||||||
春から、何度かちょっとそわそわするようなことはあったけれどずっと落ち着いていたくるみがこの日、 朝から大暴れをはじめました。いきなり畳も掘り始めました。 そういえばこの前日、妙にベランダへ出たがり植物を踏み潰しながら一日中植木鉢の上に座って いたのも今思えば産卵活動の予兆だったのかもしれません。 そのほか、ベランダに出て行って陽の当たる場所で長時間じっとしていたり、人間の身体に強引によじ登って きてじっとしている・・・このようなことも産卵時期が近づいている兆候のようです。 産卵を促すため、外から熱を得る必要があるのでしょう。 |
|||||||
7月 9日(水) | |||||||
毎日朝早くから暴れまくり、和室に敷いた新聞紙を掘って、破って、荒しまくります。 そのため、この日から野原へ連れ出すのを日課にしてみることにしました。 しかし、去年、一昨年と違って、家の中では掘るのに、外に連れ出すと走り回るだけで一向に 掘ろうとしません。くるみは毎日かなりの距離を歩きます。 |
|||||||
7月18日(土) | |||||||
入ってしまいました。 約10日間、毎日野原に連れ出しましたが、結局すべて空振り。そして、これ以降、普通の暮らしに 戻りました。朝も衣装ケースから出ようとして騒がなくなりました。食欲も増して良く食べるようになりました。 |
|||||||
7月28日(火) | |||||||
活動が止んで10日。突然、また早朝から暴れ始めました。 しかし、暴れるだけ。畳や床を掘るような仕草はまだ見られません。 |
|||||||
7月30日(木) | |||||||
活動が復活して2日、ベランダの床や和室のたたみを掘りはじめました。
すると、くるみは夜中じゅうずっとこの植木鉢の上から動かず、夜明けまでここで過ごしました。 |
|||||||
7月31日(金) | |||||||
産卵活動もいよいよ機が熟してきたように感じたので、夕方久しぶりに原っぱへ連れて行って みました。が、やはり走り回るだけ。全く掘りません。一方、夜になって水に戻そうとすると嫌がって ベランダに出たがり、前の夜に過ごしたのと同じ鉢の上へ戻っていってしまいます。 様子を見に行くと、くるたんは私の方に向かって長く首を伸ばし、まるで私に何かお願い事があるかの ような表情で私の顔をじーっと見つめています。 なんとなく、今日もう一度外へ連れだしてみたら産卵するかも、という気がしました。 というのは、この日は大潮で満月。実は、これまでくるみが産卵した日は大潮の日が多かったのです。
草がかなり太くてしっかりした根を張っていたので、くるたんが掘るとブチブチと根が千切れる大きな音がします。 根がしっかり張っていたせいか、かなり深く大きな穴を、時間をかけて掘って、5個の卵を産みました。
しぐさをしていました。
追伸: その後の11月初め頃、ベランダの掃除をしていたら植木鉢の根元に干からびた卵を 2個発見しました。くるみはこんな所にもこっそりと産んでいたようで、最終的にこの夏 くるみが産んだ卵は上記の5個に加えて+2個の7個ということになります。 ついでに、同じ11月の初めごろ、長年植えっぱなしにしていたスズランの植え替えをしたところ その植木鉢の土の中からも大きな卵が3個と卵の残骸らしきものが見つかりました。 しかし、こちらはくるみの卵ではありません。実は6年前にかめみが産んだ卵でした。 かめみがここに卵を産んでいたことはよく覚えていましたが、それが6年も経ってそのまま 残っているとは思いませんでしたから驚きました。かめみの名残りの卵を見ていろんなことを 思い出しました。 |