カメさんを見にお出掛け(21)
(深大寺のかめさん・東京都調布市)









東京・調布市にある深大寺に
黄金色に輝く
こんなカメさんがいました。


お花の台座のような物に乗った
大小2匹のカメ。
うっかりしていると見落として
しまいそうな小さなカメです。

傍にあった説明の札によると
これは深大寺のご紋の桜を
モチーフにした雨水受けだそうです。

この雨水受けは本堂の左と右にあって
右側の方はカメですが、
左側の方にはカエルが
乗っかっています。


水と関わりのある生き物なので
亀とカエルなのでしょう。

(2017年 5月)

その解説の札は、こちら

京王の電車・バス開業一○○年記念奉納
「天水華座(てんすいけざ)」
  雨水を貯める、いわゆる一般的な
 天水桶や天水鉢とは異なり「天水華座」
 と命名された雨水受けです。
  寺紋の桜を模し、それぞれの花弁と
 花びらには、住職揮毫の文字が
 散りばめられています。
 花弁の中央の「佛・日・増・輝」
 (仏さまの教えは降り注ぐ太陽の光
 のようなもので、私たちにその恵みを
 与えてくれる)の四字と、それぞれの
 花びらの文字を組み合わせると
 有り難い仏教語となる、
 他に類を見ないものです。
  当山は古より水神・深沙大王さまを
 祀り、 清冽な湧水は田畑を潤して
 きました。言うまでもなく、水は生命の
 根源です。 天からの恵みの雨を受ける
 天水華座は、水に縁ある当山に相応しい
 ものといえます。
  平成二十五年五月吉祥日      当山

とあります。
    
(2017年 5月)





山門の周りには
お土産屋さんやお団子屋さんなど
風情のある素敵なお店がたくさん
並んでいます。
GW中で、ものすごい人混みだったのが
ちょっと残念!


(中段・右&左)
「鬼太茶屋」は緑に囲まれ
まるで森の中にあるような
古い木造の一軒家の茶屋です。
『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる
妖怪をモチーフにしたメニューを
食べることができます。

(下段・左&右)
きれいなお水を利用して作った
名物・深大寺そばは有名ですが
お蕎麦屋さんは、とにかくどこも
すごく長い行列ができていました。


ここは 木陰の屋外スペースで
森の香りと爽やかな風を感じながら
お蕎麦をいただけるお蕎麦屋さんです。

すぐ傍にペット霊園があるためか
ペット,同伴で入ることもできるお店
です。生き物へのやさしさ、慈しみが
感じられます。
(2017年5月)









陶磁器「深大寺窯」のお店には
カメの置物や亀の土鈴もありました。
この土鈴は「子持ち亀土鈴」
というそうです







    
(2017年5月)







参道の脇の
亀島弁財天池という池には
本物のカメもいます。


近頃、外来種の亀を駆除している池が
増えているため
このように日光浴をしている
ミシシッピアカミミガメを
見ると、ほっとした気持ちになります。

(2017年5月)
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